2025/03/10 09:00

はじめに

なぜ今「地方」からAI導入が求められているのか?
今、全国的にAI活用の波が加速しています。
一部の大企業や都市部のIT企業だけでなく、中小企業や地方企業でもAI導入が現実的な選択肢となってきました。

とくに生成AIの登場により、これまで専門知識がなければ難しかった業務の自動化やデータ活用も、
誰でも扱える時代に入っています。

しかし地方では、「AIって都会の企業が使うものでしょ?」「うちの会社にはまだ早い」といった声が根強く、
導入が進みにくい現状があります。

ですが、そういった考え方こそが “変化に乗り遅れる最大の要因” です。
今のAIは、コストも導入ハードルも以前とは比べものにならないほど低く、
むしろ地方企業こそ、AIの力で人手不足や業務負担の課題を乗り越えるチャンスを手にできる時代が来ています。

そして、この地方からのAI活用を支援するために立ち上がったのが、
**三重県四日市市に拠点を置く、AI専門企業「Neo Cube」**です。

この記事では、

・三重県におけるAIの現状

・四日市から始まるAI導入と教育の取り組み

・Neo Cubeが目指す“地方だからこそできるAI活用”

について、わかりやすくご紹介していきます。
地元から未来の働き方を変えていく、その一歩を一緒に踏み出しませんか?

三重県・四日市におけるAIの導入状況と課題

三重県内においても、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進や業務の効率化を目指す企業が増えています。
県や市が主導するIT導入支援、働き方改革に関する取り組みなども進められており、「変わらなければならない」という空気は確実に広がりつつあります。

ただ、その一方で、AIを本格的に活用している企業はまだごく一部にとどまっているのが現状です。
特に「生成AI」のような先進技術については、

・導入の仕方がわからない

・何に使えるのかイメージがつかない

・社内にAIに詳しい人材がいない

といった理由から、興味はあるものの “手が出せないまま” になっている企業が少なくありません。

また、三重県内にはITやDXをサポートする企業は存在しているものの、
AIを専門に扱い、導入から教育までトータルで支援できる企業は極めて稀です。
現時点で、生成AIを含めたAI活用に特化した専門企業として活動しているのは、Neo Cube ただ一社と言っても過言ではありません。

こうした現状を踏まえると、
三重県や四日市の企業にとって「AIはまだ先の話」ではなく、
**「今こそ始めるべき時期」**であることが見えてきます。

では、そんな中でNeo Cubeはどのような役割を担い、どのような思いで活動しているのでしょうか?

Neo Cubeとは?三重県初のAI専門企業としての使命

Neo Cubeは、三重県四日市市に拠点を置く、県内初の生成AIに特化した専門企業です。
私たちは、「誰もがAIを使いこなせる未来」を実現するために、
企業や個人に対して、AI導入支援・プロンプト設計・AI人材の育成を一貫して提供しています。

「AIに詳しい人が社内にいない」
「何から始めればいいかわからない」
そういった声を持つ企業が、安心して第一歩を踏み出せるよう、
私たちはAIの“翻訳者”として、専門用語をかみくだきながら、実務レベルの活用方法をご提案しています。

また、Neo Cubeでは、生成AIの中でも特に重要視されている“プロンプトエンジニアリング”に力を入れています。
AIは指示次第で結果が大きく変わります。
だからこそ、AIを使いこなすには「指示の質=プロンプト」の設計力が必要なのです。

この考え方をベースに、独自のフレームワーク「ネオロジックプロンプト」も開発しました。
これは誰でも再現性の高いプロンプトを設計できるようにしたもので、
すでに企業研修や教育現場などでも高く評価されています。

私たちの役割は、AIという難しそうな技術を「実際に使えるかたち」で届けること。
そして、三重県・四日市という地域に根ざしながら、地方からAIを文化として根づかせていくことです。

都会発のテクノロジーに追いつくだけでなく、
地方だからこそできるAIの形を、私たちがつくっていきます。

AI人材は地方で育てる ― 四日市発「Neo Cube AI教室」の特長

AIの活用が進む中で、導入を成功させるために欠かせないのが「AIを扱える人材」の存在です。
AIは導入して終わりではなく、それを 誰が・どう使うか によって、効果が大きく変わってきます。

ただ、地方では「AIを使える人材がいない」という声が非常に多く、
そこが導入に踏み切れない大きなハードルにもなっています。

そこで私たちNeo Cubeは、地元・四日市から AI人材を育成するための学びの場 として、
Neo Cube AI教室(またはAIスクール) を開講しています。

この教室は、AIの知識がまったくない方でも、基礎から無理なく学べる内容となっており、

・「AIって何?」という初心者の方

・「業務で使ってみたいけど不安…」という実務担当者

・「社内でAI導入を任された」という経営層・企画担当の方

など、さまざまな立場の方が、自分のペースで学習できるように設計されています。

特に特徴的なのが、教材そのものにも生成AIを活用している点です。
動画やナレーション、テキスト、さらには受講者のサポートを行うカスタムGPTsまで、
AI自身が教材の制作や指導に関わっており、「学びながらAIを実感できる環境」になっています。

また、他地域からの導入支援も可能ですが、私たちはまず、四日市、そして三重県内の方々にこそAIの力を届けたいと考えています。
なぜなら、「地方だからできない」のではなく、「地方だからこそ始める意味がある」と信じているからです。

Neo Cube AI教室は、地元から本格的にAIを学べる唯一の場所として、
この地域で未来のスタンダードとなるスキルを広めていく役割を担っています。

企業におけるAI導入の第一歩とは?部門化という選択肢

AIを導入するとなると、「ツールを買えばいい」「外部に頼めば何とかなる」と考えがちですが、
実際には、導入後にどう運用するか、社内でどう活かしていくかが最も重要です。

AIを現場で使いこなすには、ただシステムを導入するだけでは足りません。
そのため、私たちNeo Cubeが一貫して推奨しているのが、**「AI活用のための専任部門(または担当)を設ける」**という考え方です。

AI導入がうまくいっている企業の多くは、
AIを「誰の仕事でもない」状態にせず、きちんと役割を与えたチームや担当者を立てています。
逆に、うまくいかないケースは、導入後の運用が「現場任せ」「様子見」のままで終わってしまうパターンがほとんどです。

部門といっても、大きな部署を立ち上げる必要はありません。
まずは小さな単位で「AIを学び、使う」人材を決めるだけでも、大きく変わってきます。

そして、そのAI部門(または担当)にこそ、
Neo Cube AI教室で体系的に学んでいただくことが、最も効果的なスタートになります。

・「どの業務からAI化すべきか」

・「社員がどのような知識を持つべきか」

・「プロンプトの書き方、AIとの対話のコツ」

こういった知識を実務レベルで習得し、導入効果を最大限に高めるには、外注ではなく、社内に“AIを使える人”がいることがカギになるのです。

AI導入に成功している企業は、決して大企業ばかりではありません。
むしろ、柔軟に動ける中小企業や地方企業こそ、小さなチームで成果を出している事例が増えてきています。

その第一歩として、社内に「AIを理解している人」をひとりでも増やすこと。
それが、これからの企業が生き残っていくために、とても大きな意味を持つのです。

まとめ ― 地方発で“生成AI時代”を生き抜くためにできること

今、社会は生成AIの登場によって大きな転換期を迎えています。
この変化は都会だけのものではなく、むしろ地方の企業や地域社会にこそ大きなチャンスがあると私たちは考えています。

人口減少や人手不足といった課題に直面する地方企業にとって、
AIは「効率化」や「省人化」のための手段というだけでなく、新しい可能性を開く鍵にもなります。

四日市という地域に根ざした私たちNeo Cubeは、
三重県初のAI専門企業として、「地方にこそAIが必要だ」と伝え続けてきました。

そして今、地域でAIを学び、地域でAIを活かし、
地域から未来の働き方をつくっていく動きが、少しずつ広がり始めています。

AIを導入することは、特別な企業だけのものではありません。
社内に一人でも「AIを理解して使える人」がいれば、そこから変化は始まります。

そして、その一歩を後押しする場所として、Neo Cube AI教室があります。

「地方だからこそできるAI活用」を、ここ四日市から。
AIという新しい技術を、もっと身近に。
未来の働き方を、自分たちの手で切り拓くために。

私たちは、これからも三重県からAIの可能性を広げていきます。
ともに、この変化の中心へ進んでいきましょう。